売り手はECモールに商品を出品する際、商品説明欄に商品の特徴を記載することが求められます。またこの時に関連するタグをつけることも可能です。色、サイズ、フィット感などといった属性をタグ付けすることで、そのタグで絞り込み検索された結果に商品が表示されます。例えばTシャツで考えてみると、ほとんどの売り手は色、サイズ、ブランドといった特徴を商品説明で行い、タグを付けます。もちろんこれらの特徴はTシャツを探す際に一番重要な属性であることに間違いはありません。しかしここからが問題なのです。
通常ECモールは、上述の色、サイズ、ブランド以外にもたくさんの属性を用意しています。試しにebayのTシャツ売り場を見てみると、袖の長さ、素材、襟の形、フィット感などで絞り込み検索できるようになっており、Targetではさらに柄や原産国といったタグまであります。
ここで売り手が間違えがちなのは、最も重要であろうと売り手が判断したいくつかのタグ付けのみで作業を終わらせてしまうことです。その結果、売り手が付けなかったタグで絞り込み検索が行われた際、商品はその検索結果において「その他」や「詳細不明」に追いやられてしまいます。つまり、買い手の目に届かなくなってしまうのです。
「その他」の商品数を見てみるとこの問題は明らかです。ebayには4千4百万枚のTシャツがある中、「襟の形」のタグで絞り込むと、1千7百60万枚ものTシャツにタグ付けがされていないため、「その他」に属しています。また同じく「フィット感」のタグにおいても1千8百万枚のTシャツは「その他」にありました。つまり、これら二つのタグで検索がかけられた場合、40%以上もの商品が検索結果に現れないのです。 サイトに絞り込み検索のためのタグがある以上、買い手はその機能を使って買い物をします。そしてもちろん、「その他」や「詳細不明」で絞り込み検索をする人はいないでしょう。 また最近では「その他」のタグが無意味で存在意義もないため、このタグ自体を消去するECモールも増えてきています。買い手の目に触れないまま埋もれてしまっている商品を救うためには、タグ付けがいかに大切か理解できたのではないでしょうか。
では、これほど重要なタグ付けを怠ってしまう売り手が多いのはなぜなのでしょうか?先述のとおり、多くの売り手はいくつかの重要なタグ付けをしたらそこで作業を終えてしまいます。残りの付け損なったタグで検索結果を絞り込まれた際に、商品が結果に出ないということを知らない売り手が多いのです。 さらに、もしタグ付けの重要性をしっかりと理解していたとしても、すべてのタグ付けを完璧にするには、商品ごとに関連する属性を熟知している必要があります。Tシャツに「襟の形」という属性があることを知らなければ、タグを付けることはできません。
これは、売り手がタグ付けをし損ねてしまう第二の理由につながってきます。タグ付けは面倒で時間がかかる作業であるうえ、売り手はタグ機能について熟知していなければなりません。ECモールによって異なるタグの種類とそのコードの書き方や、どの商品にどういった属性があるのか、属性ごとに存在するコードを理解する必要があります。
中には「属性:ネックライン|Vネック」などといったシンプルなタグ付けで済む場合もありますが、多くのECモールでは「属性:27721|45」などのコードを使用しています。各商品それぞれに合わせた属性を分析したうえで、コードを学び、タグ付けしていくのは非常に骨の折れる作業といえるでしょう。 また、もし別のECモールにも出品したいとなると、さらにそこでのコードを勉強し直さなければなりません。完璧なタグ付けは想像以上にずっと困難な作業であり、売り手はタグ付けを怠っているわけではなく単純にできていないというのが現状なのです。 40%以上の商品が絞り込み検索の結果から漏れているというのは重大な問題でありながら、その解決策であるタグ付けは、実は非常に複雑で、時間と膨大な知識の要る作業です。
このギャップを埋めるため、LISUTO(株)ではすべての売り手、ECモール、代理店に向けた多彩なソリューションを提供しています。膨大な量のタグコードを覚える必要はありません。商品の写真を撮って商品説明を書いたら、残りのタグ付け作業はLISUTO(株)にお任せください。LISUTO(株)のAI技術によって、商品の説明文などのテキスト情報から自動的に関連データを選出し、短時間ですべての商品に最適なタグ付けを徹底的に行います。完璧なタグ付けで、あなたの商品を確実に買い手に届け、売り上げの向上を目指しましょう。