このストアは医療や工事などの作業服、ユニフォームを取り扱うオンラインストアです。自社の公式HPと楽天市場にて、約8千点の商品を販売しています。
共同調査への経緯
楽天市場での営業において、さらなる躍進を図るための改善策を探していました。
改善策
その改善策を図るため、LISUTO(株)に連絡し共同でECモール内のショップ最適化を目指しました。LISUTO(株)の独自技術AIタッガー™を使ってショップ内の商品にタグ付けを行い、タグ付け前後の売れ行きを比較しました。
調査方法
AIタッガー™の効果を確かめるため、KPI(売り上げ、ページ閲覧数、とユニークユーザーの訪問数、転換率)を指標に、タグありとなしの商品を比較しました。
共同のケーススタディは3か月にわたって実施されました。始めの一か月目の2021年8月をタグなしのベンチマークとして比較の対象にし、2021年の9月と10月は商品にタグ付けを行って経過を観測しました。
ケーススタディをするにあたり、もっとも閲覧されている商品上位1000品を観測の対象としています。
ケーススタディの結果
結果は予想した通り、AIタッガー™によってタグ付けした商品はタグなしの商品と比べ、KPIすべてのパフォーマンスに向上が見られました。
結果は明らかにタグ付けの効果を示していると言えるでしょう。 ベンチマークの8月と比較して、9月のタグなし商品はアクセス数を落としていますが、タグあり商品は13%増やすことに成功しています。
10月は双方とも下降しますが、タグあり商品は8月から見るとまだ7%多く、タグなし商品は10%低下しています。
平均して、タグあり商品はタグなし商品と比べて14.76%の増加に成功しました。
ユニークユーザー数も同様に、タグ付けの効果を証明する結果となりました。9月、タグなし商品はわずかな低下を見せていますが、タグあり商品は12%も多くのユニークユーザー獲得に至りました。
10月はアクセス数同様、双方ともに低下がみられますが、タグなしの商品が9%低下している中、タグありの商品は初月と比較して7.3%の上昇を見せています。
調査期間中、総合で15%の差がタグありとなしの商品につく結果となりました。
売り上げ数でも同様の傾向がみられました。9月はタグなし商品にほぼ動きがない中、タグあり商品は14%増加に成功しています。
10月はタグなし商品が7.5%増加、タグあり商品は20%もの大幅な増加を見せる結果となりました。
調査期間中、総合で12.44%の差がタグありとなしの商品につく結果となりました。
結論
調査は、売り上げ12.4%上昇と、タグ付けの効果を明確に表す結果となりました。売り上げ、ユニークユーザー数、閲覧数、転換率のすべてにおいて、タグありの商品はタグなしの商品に比べてパフォーマンスの向上と維持を見せています。
LISUTO(株)では他にも、ファッション通販サイト、大規模雑貨店、有名スポーツブランド、大手アウトドア用品店などの企業と同様の検証を行っています。AIタッガー™によるタグ付けの効果は無料で検証することが可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。