兵庫県の自治体オンラインストアについて
兵庫県姫路市は人口約50万人、ユネスコに登録された姫路城などがあり、毎年多くの観光客が訪れます。楽天市場のオンラインショップでは、兵庫県の自治体オリジナルの土産品や地元の特産品、工芸品などを販売しています。
共同調査への経緯
楽天市場での売り上げを改善するため、LISUTO(株)にタグ付けと改善点の模索を依頼されました。
調査方法
商品のタグ付けを行うAIタッガー™の効果を確かめるため、PV(ページビュー/閲覧)数とユニークユーザーの訪問数を指標に、タグありとなしの商品を比較しました。 共同のケーススタディは3か月にわたって実施されました。始めの一か月目の2021年11月をタグなしのベンチマークとして比較の対象にし、2022年の1月と2月は商品にタグ付けを行って経過を観測しました。
ケーススタディをするにあたり、もっとも閲覧されている商品上位1000品を観測の対象としています。
ケーススタディの結果
結果は予想した通り、AIタッガー™によってタグ付けした商品はタグなしの商品と比べ、KPIすべてのパフォーマンスに向上が見られました。
売り上げ
結果は明らかにタグ付けの効果を示していると言えるでしょう。12月はホリデーシーズンのセールが影響して、タグあり・なしの商品ともに大きく売り上げを上昇させました。その中でも、タグありの商品はタグなしの商品に比べて43%高い、147%もの上昇を見せています。
1月は年始の影響を受けて全体の売り上げが落ちていますが、タグなしの商品が77%低下している中、タグありの商品は62%の低下に抑えています。
調査期間中、総合で28.9%の差がタグありとなしの商品につく結果となりました。
閲覧数
ページ閲覧数も同様に、タグ付けの効果を証明する結果となりました。12月は双方ともに上昇していますが、タグあり商品はタグなし商品より23%多くの閲覧数を獲得しています。
1月は売り上げ数同様、低下がみられますが、タグなしの商品が65%低下している中、タグありの商品は50%以下の低下に抑えています。
調査期間中、総合で20%の差がタグありとなしの商品につく結果となりました。
ユニークユーザー数
ユニークユーザー数でも同様の傾向がみられました。12月は双方ともに上昇していますが、タグありの商品は23%多くさらに上昇しました。 1月は再び下降するものの、タグなし商品が65%低下、タグあり商品は50%の低下で済んでいます。
転換率
転換率においては、12月タグありの商品は先月と比べて77%の上昇に成功しました。タグなしの商品は46%のみの上昇と、タグありの商品に30%もの差が出ています。
1月の低下の中でも、タグありの商品はタグなしの商品と比べて8.6%の差をつけています。
結論
調査は、タグ付けの効果を明確に表す結果となりました。売り上げ、ユニークユーザー数、閲覧数、転換率のすべてにおいて、タグありの商品はタグなしの商品に比べてパフォーマンスの向上と維持を見せています。
LISUTO(株)では他にも、有名スポーツブランド、大手アウトドア用品店などの企業と同様の検証を行っています。AIタッガー™によるタグ付けの効果は無料で検証することが可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。