大規模雑貨店は家具、アパレル、玩具、キッチン用品、ノートPCに至るまで幅広い商品を取り扱うオンラインサイトです。楽天市場にてショップを展開しています。
共同調査への経緯
楽天市場での営業において特に問題はなく おおむね満足していた大規模雑貨店ですが、さらなる躍進を図るための改善策を探していました。
改善策
その改善策を図るため、LISUTO(株)に連絡し共同でECモール内のショップ最適化を目指しました。LISUTO(株)の独自技術AIタッガー™を使ってショップ内の商品にタグ付けを行い、タグ付け前後の売れ行きを比較しました。
調査方法
AIタッガー™の効果を確かめるため、PV(ページビュー/閲覧)数とユニークユーザーの訪問数を指標に、タグありとなしの商品を比較しました。
共同のケーススタディは3か月にわたって実施されました。始めの一か月目の2021年12月をタグなしのベンチマークとして比較の対象にし、2022年の1月と2月は商品にタグ付けを行って経過を観測しました。
ケーススタディをするにあたり、もっとも閲覧されている商品上位1000品を観測の対象としています。
ケーススタディの結果
結果は予想した通り、AIタッガー™によってタグ付けした商品はタグなしの商品と比べ、すべてのパフォーマンスに向上が見られました。
売り上げ
結果は明らかにタグ付けの効果を示していると言えるでしょう。年末年始のような休暇シーズンには一般的に売り上げが落ちる傾向にありますが、タグなしの商品が50%の売り上げを落としている中、タグありの商品は10%以下の低下に留まっています。 2月もタグなしの商品が60%の売り上げを落としている中、タグありの商品は25%までに留めることに成功しています。
調査期間中、総合で36%の差がタグありとなしの商品につく結果となりました。
アクセス数
アクセス数(PV数)においてはより顕著に結果が現れました。正月期間中は閲覧数が下がる傾向にありますが、タグなしの商品が22%のアクセス数低下を見せている中、タグありの商品は20%の増加に成功しています。
2月も引き続き、タグなしの商品は42%低下、タグありの商品は17%増加しています。 調査期間中の総合では、タグあり商品はタグなし商品よりも平均で50%多いアクセス数を獲得しました。
ユニークユーザー
ユニークユーザーのデータはPV数を反映した形となりました。1月、タグなしの商品が20%のユニークユーザー低下を見せた中、タグありの商品は20%の増加に成功しています。
2月はタグなしの商品が16%の低下、タグありの商品が42%上昇という結果となりました。 最終的にはタグありの商品は平均50%の差をタグなしの商品につけています。
結論
調査は、タグ付けの効果を明確に表す結果となりました。売り上げ、アクセス数、ユニークユーザーの訪問数のすべてにおいて、タグありの商品はタグなしの商品に比べてパフォーマンスの向上と維持を見せています。調査中の平均では、タグありの商品が35%売り上げを上回り、アクセス数とユニークユーザー数においては49%の差をつける結果となりました。
LISUTO(株)では他にも、兵庫県の自治体、 有名スポーツブランド、大手アウトドア用品店などの企業と同様の検証を行っています。AIタッガー™によるタグ付けの効果は無料で検証することが可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。