2023年4月から進行中の楽天市場のSKUプロジェクトにおいて理解が欠かせない「SKU画像」。このSKU画像は、商品画像ガイドラインに適合している必要があります。では、具体的にどのようなルールが商品画像ガイドラインに含まれているのでしょうか。また、このガイドラインが影響を与える可能性があるSEO対策についても紹介します。もし前回までのブログを読んでいなければ、まずはこちらをご確認ください。
SKUプロジェクトで“ほしい”が見つからないユーザーの課題を大幅改善
商品画像登録ガイドラインとは?
「楽天SKUプロジェクト」における商品画像登録ガイドラインとは、端的にいうと商品画像の一枚目をAmazonのように見やすくシンプルな画像にしましょう、というものです。改訂前までの楽天市場ではAmazonと違って画像に特に制限はありませんでしたが、Amazonでは商品本体の画像を切り抜いて白背景にするという、いわゆる「白抜き画像」である必要があります。
商品画像の一枚目は検索結果にも表示されるため、楽天市場全体のデザインが統一され、買い手にとっては商品の検索結果が見やすくなるというメリットがあります。
売り手側にとっては、画像をガイドライン通りにしていないと違反点数がついてしまう可能性があるため注意が必要です。
注意すべきガイドライン3点
画像を判定するには
画像判定ツール: RMSの商品登録ページには「画像判定ツール」というリンクが存在します。このツールを使用すると、作成した商品画像がガイドラインに適合しているかを即座にチェックしてくれます。判定結果はツールを通じて確認できます。
一括判定レポート: 既に登録している商品や大量の商品を一括で判定したい場合、RMSの「画像・動画登録」セクションから「一括判定レポート」という機能を利用できます。これにより、多数の商品の判定結果をまとめて確認できます。
楽天市場の判定ツールは改善が進み、比較的正確な判定が行われるようになってきているようです。商品画像の適合性を確認し、必要に応じて修正を加えることで、ガイドラインに適合した画像を提供できるようになります。これにより、楽天市場での商品表示や検索結果に影響を与える可能性を減らすことができます。
楽天SEO対策にもつながっている?
楽天市場の商品画像ガイドラインは、ガイドライン違反を回避するだけでなく、楽天のSEO対策にも大きな影響を与えます。
商品画像ガイドラインに適合した画像を登録することは、楽天市場内での検索結果や表示順位に影響を与えます。このため、ガイドラインに沿った画像を提供することは、SEO対策の一環として考えられます。
ガイドラインに適合した画像に修正した例では、アクセス人数が急激に増加し、売上も約2倍になったと報告されています。楽天市場内でのアクセスを増やし、売上を伸ばすためには、ガイドラインに従った画像提供が有効である可能性が高いです。
楽天市場のアルゴリズムにおいて、ガイドラインに適合した商品が加点される可能性があると考えられます。これは、検索順位や表示優先度に影響を与え、顧客にとってより見やすく魅力的な商品として扱われることを示唆しています。
楽天市場のガイドラインは変更されることがあります。特に大きな変更がある場合、それに対応することが重要です。新たなガイドラインに合わせて画像を修正し、SEO対策を維持・向上させることが求められます。
このように、楽天市場のガイドラインは単なる規制項目ではなく、貴重なSEO対策の要素として活用できるのです。楽天での販売を成功させるためには、ガイドラインに適合した画像提供を継続し、最新の情報に敏感に対応することが必要です。
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